
- 「今さらホームページを作る意味ってあるのかな?」
- 「うちは紹介と営業で成り立ってるから、必要ないのでは?」
- 「そもそもホームページの目的と役割がイマイチ分かっていない、、、」
このような疑問を持っていらっしゃる中小企業の経営者の方は少なくないと思います!
でも実は、ホームページって“会社の顔”であり、“無言の自社営業マン”でもあるんです。
本記事では、中小企業経営者の皆さまに向けて、様々な中小企業様を訪問して思ったホームページの役割・目的を解説します。
目次
そもそもホームページの「役割」とは何?
役割①:ホームページは会社の「名刺」であり「営業マン」

ホームページの一番の役割は、会社の情報を発信する拠点となることです。
会社の概要、提供しているサービスや製品、営業時間、アクセス方法など、お客さんが知りたい情報をいつでもどこでも提供できるんです。
これを例えるなら、「24時間365日働いてくれる自社営業マン」のようなものです。営業時間外や休日でも、遠方の人でも、インターネットにつながりさえすれば、会社の情報を得ることができます!
つまり、「第一印象」や「信用」を左右する名刺のような存在です。
役割②:信頼性を高める「会社の顔」としての役割

みなさんは、初めての会社と取引を検討する際やネットで初めて商品を購入する際に、何を気にされますか?
恐らくその会社の「信頼性」を重視されると思います。
ホームページは、その信頼性を裏付ける「会社の顔」としての役割も担います。
しっかりとした情報が掲載されたホームページは、お客様に安心感を与え、企業としての真剣さや透明性を示すことができます。
例えば、皆さんが展示会や交流会などで名刺交換の後、まず何をされますか?
ほとんどの人は、御社名をインターネットで検索すると思います。
その時にホームページがなければ、どうでしょうか?
「この会社は本当に存在するのか?」「情報が少ないな」といった不安を与えてしまったり、興味が薄れてしまう可能性があります。
中小企業にとってのホームページの「目的」って何?
目的① :信頼・信用を得る(会社の信頼性・実績を伝える)
特にBtoB取引では「信頼感」が最優先だと思います。
事例紹介・実績・会社のこれまでの歴史や現在チャレンジして取り組んでいることなどを丁寧に掲載することで、「この会社なら安心」「ウチが困ってる課題を解決してくれそう!」と思ってもらえます。
目的②: 商品・サービスを知ってもらえる(認知・営業補完)
営業に時間をかけられない中小企業ほど、ホームページがすごく活きます。
商品/サービス説明・よくある質問・導入事例・お客様の声・自社の特徴などを掲載しておくことで、営業活動の一部を自動化できます。
目的③: 採用につながる(働きたいと思ってもらえるキッカケつくり)
若い求職者の方は、必ず企業のホームページを見て応募を判断しています。
「どんな人が働いているか」「社風」「福利厚生」「現在、働いている社員さんのインタビュー」などを写真つきで紹介するだけでも印象が大きく変わります。
ホームページがないことによる「見えない損失」
「ホームページがなくても、今のところ困っていないよ」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ホームページがないことによって、実は「見えない損失」が発生している可能性があります。
①機会損失:新規のお客さんを逃しているかもしれません
自社の製品やサービスを探している人がインターネットで検索した際、あなたの会社の情報が見つからなければ、その人は競合他社に流れてしまう可能性が高くなってしまいます。
名刺だけ渡しても、相手はあなたの会社の情報を得る手段が限られてしまいます。ホームページがあるとより深く名刺交換をした方があなたの会社のことを知ってくれます。
②信頼性・認知度の低下:会社としての評価に影響が出るかも!?
ホームページがないことで、「本当に存在する会社なのか」といった不信感や疑問を抱かれる可能性があります。特に初めて取引を検討する相手にとっては、ホームページの有無が信頼性の判断材料となることも少なくありません。
また、会社の情報がインターネット上にほとんどないということは、認知度が低くなってしまうことを意味します。知られていない会社は、知ってもらうための努力をアナログとデジタルで掛け合わせた方が効率的で、裾野が広がります!
ホームページ制作は「投資」です
ホームページ制作にはもちろん費用がかかります。「無駄な出費なのでは?」と考える経営者の方もいるかもしれません。しかし、ホームページは単なる「費用」ではなく、会社の成長に向けた「投資」として捉えてみてはいかがでしょうか。
ホームページの費用対効果をイメージ
例えば、24時間働く営業マンを一人雇うことをイメージしてみてください。人件費だけでなく、社会保険や交通費など、様々なコストがかかりますよね。しかし、ホームページは一度制作すれば、維持費用はかかるものの、24時間365日休まずに働き、見込み客を集めたり、常に会社の広報担当として発信してくれたり、会社の信頼性を高めてくれます。
長期的に見れば、ホームページがもたらす新たなお客さんの獲得、顧客満足度と信頼向上、採用活動の効率化といったメリットは、制作費用をはるかに上回る価値を生み出します。
「Webに疎い」中小企業こそ、今がチャンスです!
「ウェブに詳しくないから…」と躊躇する必要はありません。専門の制作会社に依頼すれば、あなたのビジネスの強みや目的をヒアリングし、最適なホームページを提案してくれます。
大切なのは、「ホームページが自社にとってどのような役割を果たし、どのような目的を達成したいのか」を必ず明確にしてください!